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「遠くまで行かなくても、今の自分で進めたなら──合宿免許と、大学生の一歩」

3kidsnohaha

最近、大学生の長男が「合宿免許を取ろうかな」と話し始めました。
友達と一緒に行くつもりらしく、候補は県内か、せいぜい隣の県くらい。
私としては「せっかくなら沖縄とか、行ったことないところで旅行も兼ねてきたら?」と思うのですが、本人はあまり乗り気ではありません。

【息子の控えめな一歩】

「近場でいい」「あんまり長く行くのはちょっと…」
そう話す彼を見て、少し拍子抜けしつつも、
ああ、これはこの子なりの“今の一歩”なんだなと思い直しました。

もしかしたら、知らない土地に行くのがちょっと怖いのかもしれない。
長男は昔から、控えめで慎重な性格。
ワクワクより、まず不安が勝つタイプなのです。

【応援したい親心】

だからこそ、「行っておいで!」って、背中を押したくなる。
新しい景色を見て、何かを感じて、少しだけ世界が広がったらいいな…そんな思いがあります。

でも、強く押すのは違うかな、とも思うんです。
彼が「自分で決めたことを、自分で進める」ことが、なにより大事だから。

【母としての応援】

大学生になって、バイトもして、友達と予定を立てて。
そうやって少しずつ、自分の人生のハンドルを握ろうとしている長男。

「沖縄には行かない」
「旅行にはしない」
それでも、“自分の意思で動いている”ことが、尊い。

遠くまで行かなくてもいい。
自分で決めて、進めたこと。
それだけで、私はじゅうぶんうれしい。

【結び】

遠くまで行かなくても、
自分で一歩踏み出せたなら、それは立派な挑戦。

私はそっと、応援しています。

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